ウォと中国人妻とハイズ

ときどき宝宝はテーブルにぶつかったりすべったりして身体をぶつけることがある。そうすると、口をへの字にして泣きだすのだが、必ず、泣く前に数秒間隔があく。その間隔が長ければ長いほどその後の泣く声は大きくなる。そんなときは、老婆が「ゴウジンマオジン宝宝ブージン」というおまじないをかけてやる。日本でいえば、「痛い痛いの飛んで行けー」にあたるだろう。最近はよく頭をぶつけていたテーブルでつかまり立ちするときもほとんど頭をぶつけるようなこともなくなった。でもちょっと目を離したすきに仰向けになって倒れてもがいている時がある。

　今日夕飯にわが家の定番である回転すし屋に食べに行った。宝宝にもマグロの竜田揚げを冷まして食べさせたりした。チーズケーキもあったのであげると、満面の笑みで何度も「ウ～」と言って食べていた。普段からおいしいと感じるものは喜びを顔と声でしっかり表現する。これまで離乳食の中でいろいろな食材をあげてきたけど、ほとんど好き嫌いはないようだ。ただ、ここ最近市販の離乳食をあげるようになって、老婆がダシで作った離乳食は以前ほどあまり食べなくなった。それはともかくも、宝宝の食に対する反応が大変敏感でその様子を見ていると感動させられる。