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大連帰省2013年03月16日

 明日から老婆と宝宝は大連の実家へ帰る。老婆は久方ぶりにお母さんの元へ帰るのでとてもうれしそうだ。現在老婆は正社員として近所の工場に所属しているのでほかの従業員の方の協力もあっての里帰りということになる。普通一般会社員で平日休みは取りにくいはずだが、そこの会社は何かあれば(子どもの病気等)休暇が取れるような職場なので老婆もそこが大変気に入っているらしい。会社は老婆が中国籍であることを承知の上で雇用しているので、許可はすぐに下りた。これでGW前のチケットで帰ることになった。イヤイヤ期にある宝宝を連れているので少し心配だが安全で楽しい旅行ができることを期待する。2歳上の老婆の姉とはテレビ電話で何度も話をしているのでかわいがってもらえるだろうし、義母も再会を深く待ち望んでいるだろう。

お一人様2013年03月19日

 お一人様が増えている。前のアパートも高齢者が一人住んでいる。週に1回ほどデイサービスを受けているようで、たまに家族が訪ねてきているようである。近くに子供が住んでいるらしいが、どういうわけか、このおばあちゃんは一人で3DKに住んでいる。わけがわからん。小学生ぐらいの孫も遊びにたまにきているのを見かけるが、いっしょに住めば、たぶん昔は一緒に住んでいたに違いないが、なぜか、いまは一人暮らしというわけだ。
 話は変わって、宝宝と老婆が大連へ出発して2日が経過した。文明の利器、facetimeで簡単に顔を見て話ができたのは良かったが、寂しさを消し去ることはできないし、家族の存在の有難さ、大きさを身にしているところである。宝宝は画面の中で「パパ、ママとパパどっちが好きか言って」というので、そう話しかけると、すぐさま返事は「パパ」だ。人の気持ちや思考を考えることのできる子だ。普段一緒にいるときは、大概「ママ」なのに、質問を振らせてパパを喜ばせようとしたのである。子供の可能性は偉大に思えてくる。宝宝を見ていると、物覚えも早いし、柔軟性にも優れている。果敢に挑戦しようとするし、自分の世界を作って自分だけで楽しむこともあるし、人のマネばかりしようとしてなんでもやりたがりもする。言葉もそうだ。他人が話しているのを聞いてそのままシャドーウィングができる。3歳の子は文字が読めない。言葉は文字を見て覚えるのではない。すべて耳から覚えていく。また、日本ではそおれほど必須でないランゲージの話になってしまうが、大人は外国語は耳から覚えた方がいいと知っていっても、時すでに遅しで、まったく機能しない。だけど、子供やっぱり違うんだ。漢字やピンインなど読めるはずもなく、耳だけで覚えて会話へとつながっていく。

宝宝と老婆帰国2013年03月25日

 400元で写真集、DVD、写真立てができた。一部上場のスタジオアリスと比べても遜色ないんじゃないかな。いずれにせよ、我家では写真に対しも予算は多くないので中国へ帰るたびに写真は取るようにしている。老婆に詳しくはまだ聞いていないが、日本なら着物とか絶対着せて記念撮影したがるのに、チャイナドレスとか中国っぽい服での撮影がないのはなんで?と思う。

大連での1週間2013年03月25日

 老婆は宝宝をおいて祖母だけにまかせて姉と二人で外出して、指輪の修理、靴やコンタクトの購入をしたという。その間は宝宝と祖母ははじめての二人きりだったが宝宝はとてもいい子で一緒にご飯を食べたりお昼寝をしたりしたという。大泣きしたりして祖母を困らせることもなかったらしい。日本で私も二人きりのときでも、昼寝から覚めて私一人で老婆がいないことがわかると大泣きしてしまうこともあるのだが、大連では覚悟を決めたのか、たぶん空気を読んだというか、環境に適応させてそのようにふるまったのだろう。  写真撮影前に美容院(15元)に行って少し髪を手入れしたときも、中国人美容院の「上向いて、下向いて」というような呼びかけに素直に応じ洗髪のときもいい子だったらしい。実際は家でも老婆は宝宝と話すときは日本語で応じることが多いのだが、(だから私は怒って日本語禁止って叫ぶこともある)家庭で少しでも中国語を使って親子のコミュニケーションをとるようにしたささやかな結果がでたと思う。  こんどはいつ大連へ行けるかわからない。すべては金次第というか、もっといえばわたしの仕事がどうなるかにかかっているのだが、「果報は寝て待て」いや、最善の努力はするつもりだ。